お寿司の食べ方

日本の代表的な食べ物といえばお寿司です。最近は日本食好きの外国人も増え、今や「susi」は世界共通語となっています。そんなお寿司の食べ方について、日本人なら基本的な事は知っておきましょう。



カジュアルに入れる回転寿しも増えて、正しい寿司の食べ方などはだんだんと無くなってきているようです。しかし、基本的に寿司は最初味が淡白な白身から頼み、次に味の濃いもの、その次に甘いものとなり、巻き物を頼んだら最後の合図だと言われます。



例えば、白身のタイやヒラメから始めて酢締めのサバやコハダ、次にマグロなどの赤身や貝類、イクラなどの魚卵系というような流れです。甘いものというのは、ツメで味の付いているアナゴやシャコなどの事を言います。





ガリは濃い味のネタやちょっと脂の多いようなネタを食べた後に口の中をサッパリさせる役割があります。お寿司は手で食べた方が食べやすいという人がいますが、フォーマルなシーンではお箸を使うようにしましょう。



時々「お愛想で」とお勘定を頼む際に言う人がいますが、お愛想とは本来お客である人が使う言葉ではありません。「お愛想をくれてやれ」というあまりよくない意味を持っているので気を付けましょう。また、これは回転寿し屋でのマナーですが、皿を取って食べられないからとお皿を戻すような行為はいけません。食べる皿だけ取るようにしてゆっくり食事を楽しみましょう。