九州の代表する鍋水炊き

冬の北部九州で、観光をするのならば、おいしいものをたくさん食べたいですよね。寒い時期は、暖かいものであったまるのが一番です。





家族や友達と観光地をあちこちまわって、冷えた身体を暖かいものを食べると、生き返るような心地がしますよね。この冬の時期にお勧めなのは、福岡の水炊きです。





水炊きと言っても、あまり全国的には有名ではありませんので、観光に来られた方でも、知らない方が多いかもしれません。水炊きは、昔からある、鶏肉を使った、コラーゲンたっぷりの鍋物なのです。





水炊きの歴史は大変古く、江戸時代前期、17世紀の半ばごろまでさかのぼることができます。南蛮料理と呼ばれていました。つまり、西洋の貿易によって伝えられた料理なのですね。どこの家庭でも良く作られていますので、家庭料理の一種でもあります。







鶏肉から出るコラーゲンはお肌に良いですから、女性の方に特にお勧めの料理です。水炊きという名前の由来は、その名のとおり、水からくつくつと煮込んでいるので、その名前が付きました。







使われている鶏肉は、地域や家庭で少し違いますが、骨付きのもも肉を使うところが多いようです。だしは昆布のみで、水から鶏肉を煮込み、野菜を入れてさらに煮込みます。野菜はねぎや、キャベツなど、家庭やお店によって違います。